仕事に育児に家事…日常にはやることがいっぱい。美容に時間をとるのはなかなか難しいですよね。
忙しい毎日でもからだメンテナンスしたい!そんなあなたに今回は、隙間時間ですぐできる心身のケアをご紹介したいと思います。
5秒でもできるメンテナンス…それは「ツボ押し」。この記事を読みながらでもできちゃう手軽さなのでぜひ試してみてくださいね。
手には全身のツボがある!
「第二の脳」と考えられることもある手のひら。じつは、手には全身に反応するツボが存在しています。
中指の先から下に向かえば頭、喉、胸…となり、中指の両側の付け根が肩となります。残りの指は手足、手のひらには各臓器のツボがあると言われています。ちょっとした肩こりや胃痛などがある方はこまめに押すとよいでしょう。
また、手のツボには効能にあわせたオススメのツボがあります。今回は現代人が不調をおこしがちな部分別に3カ所の「イチオシ美ツボ」をご紹介いたします。
目の疲れにも効く顔のツボ「合谷(ごうこく)」
疲れ目や肩こりに効果がある合谷。このツボは「万能ツボ」と呼ばれています。頭痛やニキビ・鼻の不調など顔のトラブルに効くだけでなく、PMSなど女性特有の不調にも効果抜群!ぜひ日常的に押しましょう。(下にイラストがあります)
【合谷(ごうこく)の位置】
手の甲の親指と人差し指のちょうど分かれ目にあるくぼみの部分。
親指をつかって10秒ほど、いた気持ちいい程度に押しましょう。
腸をスッキリデトックス「神門(しんもん)」「間使(かんし)」
デトックスにオススメなのが神門と間使。この2つは便秘改善に効果があります。
神門はストレス性の便秘に効果があり、自然な便意をうながします。また間使は腸のぜんどう運動を活発にしてくれる即効性抜群のツボ。トイレの中で集中的に押すのがオススメですよ。
【神門(しんもん)の位置】
小指から下におりた手首部分、くぼみのところにあります。
骨に向かって円を描くように親指で押しましょう。
【間使(かんし)の位置】
手首の中央、シワの部分から指4本分下におりたところにあります。
少し強めに押しましょう。
メンタルの不調を改善「労宮(ろうきゅう)」「内関(ないかん)」
仕事や育児のストレスに効くツボもあるんです。それは労宮と内関。ストレスは自律神経と深くかかわりがあるので、自律神経を整えることがストレス緩和につながります。
特に労宮には幸福物質といわれるセロトニンの分泌を促す効果もありますので、メンタルの不調を感じたときには深く息を吐きながら押してみましょう。
【労宮(ろうきゅう)の位置】
手のひら中央のくぼみ、中指と薬指のあいだにあります。やや強めに押しましょう。
ゴルフボールを両手にはさんで刺激するのもおすすめです。
【内関(ないかん)の位置】
手首の中央・シワ部分から指3本分おりたところにあります。
強めに押すと効果的です。
イライラを鎮めるには労宮、不安や悩みには内関のツボがおすすめ。状態にあわせて使い分けてみてくださいね。
仕上げにはハンドマッサージ!
ツボ押しが終わったら仕上げにハンドマッサージをしてみましょう!
スマホやパソコンで酷使した手のひらは意外と凝っています。手のひらのコリをほぐし、血行促進させることで体のコリや循環不良も改善されますよ。
マッサージのやり方
まずはハンドクリームやオイルなどを塗り、しっかりとなじませましょう。
- まずは指先から。指を親指と人差し指で挟むようにしながら、指の付け根に向かって少しずつ押し進めていきます。これを親指~小指までそれぞれ行っていきましょう。
- 手の甲をマッサージしましょう。指と指のあいだを親指ですり上げるように、手首の方にむかって押していきます。
- 最後は手のひらを押しながらほぐしていきましょう。特にスマホの操作で多用する親指や小指の付け根はこわばりがち。痛気持ちいい程度に刺激して血行をうながしましょう。
- 仕上げに手全体のストレッチ。4本の指を持ち、ゆっくりと反らして手のひら全体を伸ばします。
ハンドマッサージは血行促進はもちろん、気分をリフレッシュするのにもおすすめ。
デスクワークの合間やお風呂上がりにぜひ試してみてくださいね。
今回は手軽にできるケア法をご紹介いたしました。
忙しいからこそお手軽な方法でぜひメンテナンスしてみてくださいね!