食べ過ぎに!テニスボールで出来る腸活デトックス

天高く馬肥ゆる秋とはよく言ったもので、秋には美味しい食べ物がたくさん。食欲も増してきます。それに加え冬に向けて寒くなっていくと、外へ行くのも億劫になり、年末年始はご馳走を食べるイベントが目白押し。久々に体重計に乗ったらビックリ!なんて経験はありませんか?

今回ご紹介するのは、食べ過ぎや運動不足による便秘に大いに力を発揮してくれる、テニスボールを使った筋膜リリースです。

筋膜リリースは、体調によっておこなえない場合もありますので、第1弾の背中の記事をご確認ください。

お腹は縮こまっている

肩や首、背中や腰、体の後ろ側は凝っているなと感じることが多いもの。しかし、お腹のコリに関しては後ろ側ほど意識をしていないものです。現代において、猫背や前屈みになりやすいデスクワークが増えたことで、実はお腹も硬く縮こまっています。お腹が硬くなると、更に猫背に影響を及ぼし、体の後ろ側のコリが更に悪化する原因にもなってしまいます。

お腹が縮こまっていると、真っ直ぐに伸びることができませんから、伸ばせない、動かせない部分に余計な脂肪が貯まっていきます。お腹の贅肉を増やさないようにするには、お腹を伸ばすようにすることが大切です。

まずは、お腹の筋膜リリースを行う前と後でお腹に感じる変化を意識してみると良いでしょう。

腹部の筋膜リリース

今回の筋膜リリースは、テニスボールの上にお腹を乗せるので、お腹が硬いととても痛く感じられる方もいらっしゃると思います。

まずはお風呂上がり、筋肉が柔らかくなっている時間を狙って、お布団の上で行ってみましょう。体が温まっていると、筋膜も剥がれやすいので効果的に行えます。

どの筋膜リリースにも言えることですが、かける圧力はイタ気持ちいい程度に留めてください。

肋骨に当ててしまうと、骨が折れる場合がありますので骨の部分は避けるようにして下さい。また、生理中はお腹を刺激するのはやめましょう。

お腹の刺激は1箇所につき1分程度で行いましょう。それ以上行うのはオススメしません。慣れてきたら朝晩2回リラックスしているときに行うと、朝のお通じにも、より効果を発揮してくれます。

便秘が激しいという方には

仰向けになり、腰の左下にテニスボールを入れて揺れてみましょう。腰の左下にある下行結腸は、便のたまりやすい場所なので刺激してみましょう!お腹を行うときも下行結腸を意識して行うと効果的です。

お腹の筋膜リリースは、やっている最中とやった後には、お腹にたまっているガスやゲップが出やすくなりますので、あまり人に聞かれたくないという方は誰もいない部屋で行いましょう。

どうしてもボールの上に乗れないという方は…

痛くてどうしようもない!という方は仰向けで行ってみましょう。先ほどのイラストの当てたい場所意識しながら、時計回りにテニスボールで圧力をかけていきましょう。毎日続けていくと、お腹もほぐれて、うつ伏せでも出来るようになるかと思います。それまでは仰向けで行っていきましょう。

お腹の筋膜リリースはデトックスに効果あり!

菊芋サプリメントにはデトックス効果がありますが、今回ご紹介したテニスボールによる筋膜リリースを行う事で、より効果が上がります。お腹を刺激する事で、自律神経も整いやすくなります。お腹が柔らかくなる事で、お腹も捻りやすくなり、便秘に効果的な撚りの入ったヨガのポーズもよりやり易くなるはずです。

テニスボールがあれば行える簡単なマッサージなので是非行ってみてください。