しなやかな脚づくりへ!自宅でできる脚やせ法・前編

ダイエットしても運動をしてもなかなかスリムにならないのが「脚」。あともう少しスッキリすればスキニーやスカートも綺麗に履きこなせるのになんてお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は女性の永遠のテーマである「脚やせ法」を前編・後編にわたってご紹介いたします。

毎日取り入れたいストレッチやマッサージ、効果的な筋トレ法をたっぷりお届けしますよ!

 

現代人は脚太りしやすい?脚が太くなる原因3つ

脚を動かす機会が減った現代人にとって、脚太りは誰もが抱える悩み。上半身はそうでもないのに下半身だけ太い…夕方には脚がパンパンになってしまうという方も多くいらっしゃるかと思います。

脚が太くなる原因は大きく分けて3つ。

  • 血行不良
  • むくみ
  • 脚の筋力の衰え

実はこの3つはつながっており、それぞれの原因となっています。

まず、血行不良が起こると体液の循環も悪くなりむくみやすくなってきます。循環を良くするためには脚の筋力が重要で、筋肉がポンプのような役割をはたして血液や体液を心臓まで戻してくれるのです。

脚の筋力が衰えると血液や体液が戻りにくくなり、次第に血行不良を起こします。それがむくみを引き起こし、最終的には循環が悪くなった部分を守るように脂肪がどんどんついてくるというわけです。

 

脚の循環をよくするにはまずストレッチから

脚の循環をよくして血流をよくするためにはストレッチが重要です。縮こまったまま固まってしまった脚をしっかり伸ばして、体液や老廃物が流れやすい状態をつくりましょう!

股関節のストレッチ

 

まずは脚と胴をつなぐ股関節のストレッチから始めましょう。

脚の付け根には脚と胴体をむすぶ鼠径(そけい)リンパ節と呼ばれるおおきなリンパ節があります。脚の循環を良くし、体液が胴体へ戻りやすくするためにも股関節を柔らかくするのは重要です。

股関節のストレッチ

  1. 前後開脚・三日月のポーズ
    脚を前後に開いたヨガのポーズ、「三日月のポーズ」がおすすめです。
    まっすぐ立った状態から左脚を大きく後ろにさげます。右足の膝を曲げながら骨盤はなるべく正面に向けましょう。上体を起こして、両手を上にあげたら15秒ほどキープ。左右の脚を入れ替えて反対側も同様におこないます。
  2. 左右開脚・四股踏みのポーズ
    脚を左右に開いた「四股踏みのポーズ」も股関節のストレッチに効果的です。
    つま先をハの字に開いて立ったら、そのまま右脚を大きく右横に開いて腰を深く落としましょう。太ももが床と平行になるまで落とし、上半身が前へ倒れないよう注意します。背筋を伸ばして10秒ほどキープ。反対側も同様におこないましょう。

太もものストレッチ

太ももは人間の体のなかでも特に大きな筋肉です。ここを伸ばして柔軟にすることで、血行が改善され老廃物や体液が流れやすくなります。

 

  1. 前太もも(大腿四頭筋)・あお向け英雄のポーズ
    ヨガのポーズである「あお向け英雄のポーズ」は太ももの前側(大腿四頭筋)や骨盤をととのえる効果があります。
    床に正座で座り、両脚を外側にくずしてから背中と後頭部をつけていきます。反り腰にならないよう注意しながら両手を頭の上へ。
    できるだけ深く呼吸をしながら30秒ほどキープしましょう。体が硬い方は背中にクッションを敷いて負担をやわらげてもOK。
    前太もものストレッチ
  2. 後太もも(ハムストリングス)
    後ろ太もものストレッチ
    固まりやすい太ももの後ろ側(ハムストリングス)のストレッチも重要です。
    あお向けに寝転んだらできるだけ膝を伸ばしながら右足をゆっくりあげていきましょう。もも裏を両手でおさえ、胸の方へ引き寄せて15秒ほどキープ。ゆっくり下ろして反対側も同様におこないます。
    タオルを使って引っ張ると、さらに効果的にストレッチができます。

 

まとめ

今回は脚のストレッチを中心にご紹介しました。普段の生活でむくみや血行不良が解消されず、足がだるいままの方も多いのではないでしょうか。このストレッチでスッキリ脚を目指しましょう!

後編は3月頭に公開予定です。