添加物に要注意!菊芋サプリの選び方②~安全性の検査は必要?~

  • 2019年8月6日
  • 2019年9月30日
  • 健康

菊芋サプリを選ぶとき必ず知っておきたい3つのポイント

菊芋サプリメントの選び方

近年、菊芋の人気上昇によってたくさんのサプリメントが販売されるようになりました。菊芋が幅広く知られることはとても良いことですが、商品数が増えた分、サプリメントを選ぶのが大変になってしまいます。この記事では数あるサプリメントの中からどのような基準で菊芋サプリを選べばよいか解説していくので、ポイントをしっかり押さえていきましょう。

菊芋を使ったサプリメントにはどのようなものがあるのか

まず菊芋のサプリメントにはどんな種類があるのか確認していきましょう。
主な形状としては粉末、錠剤(タブレット)、カプセル、ドリンク、お茶など様々な種類があります。一般的には粉末やタブレットタイプがよく見られますが、根強い人気を誇っているのが菊芋茶。飲みやすさと日々の生活習慣への採り入れやすさが人気の秘訣なのだと思われます。
ただ、たくさんの種類があるなかで、いったいどのような形状のものが良いのだろうか、と疑問に思うこともありますよね。それぞれの形状、飲み方でメリットデメリットがあるので、気になる方はこちらの記事を参考にしてください。

おすすめの菊芋サプリはタブレットタイプのもの

タブレット数ある菊芋サプリの中で一番おすすめなのがタブレットタイプの商品です。なぜかというと、使い勝手の良さが他の形状と比べて圧倒的に優れているから。特にタブレットタイプのなかでも噛み砕いてそのまま食べられるものはとても使い勝手がよく、どんな人でも続けやすいメリットがあります。噛み砕けるものなら水がなかったとしてもどこでも菊芋をとることができますよね。菊芋に含まれるイヌリンは食後血糖値の上昇を抑えてくれる作用があるので、できるなら食前にとりたいところです。それを考えると、もし手元に水がなかった場合でも飲めるのはタブレットタイプだけ。粉末状やタブレットは必ず水が必要ですし、お茶はお湯を沸かさなければなりません。ドリンクタイプならどこでも飲めますが、持ち運びが面倒で重さがあるため使い勝手の良さにはいまひとつ欠けるところがあります。どの菊芋サプリメントにも一長一短あるなかで、使い勝手においては錠剤タイプのものが最も優れていると言えるでしょう。

また、タブレットなら誤嚥の心配がある高齢者でも飲みやすいというメリットが。粉末はどうしても誤嚥の心配がありますが、ある程度咀嚼ができるものであれば飲み込みやすさは格段に向上します。菊芋に興味がある高齢者の方はたくさんいらっしゃるでしょうから、なるべく誤嚥しにくい錠剤タイプをおすすめします。

菊芋のサプリを選ぶときには添加物に注意!

菊芋を使ったサプリメントを選ぶときには添加物をしっかりチェックしましょう。菊芋以外のサプリに関しても言えることで、健康のために飲むのなら添加物や化学物質など余計なものが少ない、なるべく自然なものを利用するのが理想です。では菊芋のサプリメントにはどんな添加物が使用されているのか確認してみましょう。

凝固剤
凝固剤は主にタブレットタイプに使用されます。乾燥させた菊芋をギュッと固めるためには多少なりとも凝固剤が必要になるのですが、目安は全体量に対して1~2%です。良い商品としては純度が98~99%が理想的で、これを大幅に下回るものはあまりよくありません。まずは凝固剤がどれくらい入っているか、または菊芋の純度がきちんと記載されているかを確認してください。 また、凝固剤というとものすごく体に悪そうなイメージを抱きがちですが、ほとんどの凝固剤はそのようなことはありません。基本的には体に負担のかからないものなので、長期間とっても問題ないと言われています。ただ、あまりに凝固剤の量が多すぎると菊芋を食べているのか、凝固剤を食べているのかがわからない状態になるので、なるべく菊芋メインで配合しているサプリメントを利用しましょう。

難消化性デキストリン
難消化性デキストリンは菊芋に含まれるイヌリンと同じ食物繊維です。食物繊維を豊富に含む菊芋にわざわざさらに繊維を加えているのには疑問が残ります。なぜ、菊芋に難消化性デキストリンを使うのかというと、ひとつは水に溶けやすくするため。ふたつめは商品にとろみをつけるためです。あくまでも商品の使用感をよくするためなんですね。本来であれば菊芋にさらに食物繊維を加える必要はありませんが、使い勝手をよくするためには必要なのかもしれません。ですが、せっかく食物繊維をとるなら菊芋をメインにとりたいところなので、難消化性デキストリンが多く含まれているサプリメントは避けた方がよいでしょう。

甘味料
菊芋のサプリメントは独特な味のものが多く、特にドリンクや粉末タイプになると味を顕著に感じます。なので、飲みやすさを優先して天然・人工甘味料を使ったり、果汁を加えて味を調整している商品が多く販売されているのです。天然の甘味料でカロリーがゼロなら問題ありませんが、人工甘味料や果汁は少々気にした方がいいかもしれません。
人工甘味料は安全だと言われている一方で、否定的な研究結果も出ているのであまり積極的にとらない方がいいでしょう。また、果汁は果糖を含んでいます。果糖は血糖値をあまり上げませんが、多少なりとも影響を与えるため、せっかく菊芋に期待していても残念な結果になるかもしれません。なるべくなら甘味料を使っていない菊芋サプリを選ぶようにしましょう。

 

その菊芋サプリ、安全性検査はしている?

菊芋は農薬や肥料をほとんど使わなくともたくましく大きく育つ作物です。しかし、だからといって完全に安全と言い切れるわけではありません。農作物である限り農薬が使われることがありますし、化学肥料や汚染された動物の排泄物などが使われることもあります。
国産なら大丈夫でしょう!とも言い切れません。東日本大震災以降、日本でも放射能の問題が取り上げられるようになり、未だに日本からの作物を輸入規制している国があるほどです。なので、国産・外国産に限らずきちんと必要な検査をしているかが菊芋のサプリメント選びには重要なんですよ。

少なくともこの3点は確認するようにしましょう。

重金属類
残留農薬
放射線物質 

地面で育つ作物である以上、微量の重金属類を含むことがあります。重金属類は公害の原因にもなっており、長年蓄積すると体調に悪影響を及ぼすことがあるのでチェックしましょう。また、農薬についても栽培地域によってはたくさん使うことがあるので、あわせて確認するべきです。
最後に放射線物質については、特に国産の場合は調べるようにしてください。基本的には問題ないかと思いますが、万が一があるのできちんと放射線物質検査を済ませている商品をかうのがベターです。

まとめ

最後に菊芋を使ったサプリメントの選び方についておさらいすると

1. タブレット(錠剤)タイプがおすすめ
2. 添加物はなるべく少なく
3. 安全性の検査をしているところから買おう 

この3つでした!しっかり覚えて菊芋サプリ選びに活かしましょう。