添加物に要注意!菊芋サプリの選び方③~機能性表示食品って?~

  • 2019年8月6日
  • 2019年9月30日
  • 健康

菊芋サプリを選ぶとき必ず知っておきたい3つのポイント

菊芋サプリではどんな機能性表示がある?

2015年の4月1日から機能性表示食品制度がスタートした関係で、ここ最近、「機能性表示」の文字がプリントされた健康食品をよく目にするようになりました。毎年増え続けている機能性表示食品には少しずつ馴染みが出てきましたが、そもそも機能性表示食品とは何なのかわかるという方は少ないのではないでしょうか。また、菊芋のサプリメントでは機能性表示を届け出ている商品はあるのかどうかについてもこのページでお伝えできればと思っています。機能性表示について知って、自分にぴったりなサプリメントを選びましょう。

機能性表示食品とは?

機能性表示食品とはサプリメント、加工食品、生鮮食品などに対して、健康の維持および増進に役立つという食品の機能性を表示された食品のことです。その機能性が科学的根拠に基づいていて、事業者の責任において届け出されていると、例えば「○○を助けます」や「○○に役立ちます」など機能性の範囲内での表現が可能になります。機能性表示食品は商品に関する適正な表示や情報提供を行う必要があるため、私たち消費者にとってもよい商品選択ができるようになるメリットがあるのです。

よく、トクホと呼ばれる特定保健用食品も見かけますが、トクホと機能性表示食品は違うためご注意ください。トクホについては商品が健康の維持増進に役立つと科学的根拠があり、それに応じた表示が許可されている食品です。と、ここまでは機能性表示食品とあまり変わらないように見えますが、トクホは国が個別に審査を行っている点が大きく違います。機能性表示はあくまでも企業の責任のもと、届け出された食品につけられますが、トクホは先ほどもお伝えしたように国の審査が必要です。

こうして説明するとかなりややこしく思えますが、機能性表示食品は科学的根拠に基づいた表示ができて、企業の責任で届け出されているということを覚えておいてください。

機能性関与成分イヌリンの効果

 

機能性表示届け出済みの食品とそうでない食品は何が違うの?

機機能性表示をすでに届け出ている食品とそうでない食品は何が違うのでしょうか。捉え方は様々あるかと思いますが、簡単にお伝えすると、「科学的根拠に基づいた食品の機能性を表示できるかそうでないか」という違いです。例えば菊芋のサプリメントでは、食後血糖値の上昇を抑えるという内容で届け出されている場合、「食後血糖値の上昇を抑えます」とうたえますが、機能性表示を届け出ていなければ、菊芋のサプリメントでそのようなことは言えませんし、根拠もありません。つまり、機能性表示食品であるかそうでないかで、どんなことが表示できるかが変わってくるのです。

機能性表示についてお話しすると小難しくなってしまいますが、私たち消費者にとってもメリットはあります。例えばどんなサプリメントがいいかな、と考えている時に機能性表示食品なら選びやすいですよね。逆に機能性が表示されていないものばかりだと、どれを選べばいいのかわからなくなってしまいます。消費者目線でも機能性表示があることでより合理的に買い物ができるようになるのです

 

機能性表示の菊芋サプリはどんな人におすすめ?

菊芋に含まれるイヌリンが食後血糖値の上昇を抑えるとしたら、当然どんな人におすすめなのかわかりやすいですよね。もちろん食後血糖値の上昇を抑えたい人です。普段から食事の糖を気にしている人にとって、食後血糖値の上昇を対策できるのはとてもありがたいもの。テレビで特集が組まれるたびに菊芋のすごさが伝えられますが、機能性表示があれば、どの商品を買おうか悩むストレスもなくすんなりとサプリメントを試してみることだってできます。
菊芋チップス
他にも糖が気になるほどではないけれど、健康志向が高く、なるべく食後に血糖値を上げたくない人にとっても機能性表示届け出済みの菊芋のサプリメントはおすすめです。最近は糖質を低く抑えた方が健康的だという情報を耳にすることが増えてきたためか、糖質に敏感な人が増えてきました。そんな人にとって、普段から当たり前のように菊芋を食べることができればいいのでしょうけれど、そもそも菊芋は手に入りにくい食材です。生活習慣作りは日々の継続が大切なので毎日食べられないと意味がありませんよね。そうした場合には生の菊芋を買って料理するよりはサプリメントでイヌリンを摂取した方が手間も時間もかかりません。ですので、忙しい方や料理が苦手な方にも機能性表示を届け出ている菊芋のサプリメントはおすすめできます。

菊芋のサプリメントを摂っても基本は食事のバランス

いくら機能性を届け出ている菊芋のサプリメントを飲んでいるからといって、暴飲暴食を繰り返していては不健康になる一方です。つい好きなものばかり食べたくなるものですが、そこはしっかりと意識をしていきましょう。きちんと3食食べることはもちろん、遅い時間に大量に食べることは避け、単品料理よりもきちんと主菜、副菜、主食が含まれている献立を考えることから始めてみてください。サプリメントありきではなく、生活習慣ありきだということを忘れないようにしましょう。
そしてサプリメントを上手く活用しながら食後血糖値の上昇対策を!