効率的な菊芋サプリのとり方は?お酒やコーヒーと一緒に飲んでも大丈夫?

  • 2019年8月6日
  • 2019年8月16日
  • 健康

正しい菊芋サプリメントのとり方

菊芋のサプリメントをとるなら、効率的に効果を引き出したいですよね。実はサプリメントは飲めば効率が上がるというものではありません。飲み合わせ、タイミングによっても効果は変わりますし、菊芋のサプリメントは欲しい効果によっても飲むタイミングが変わってきます。正しい菊芋サプリメントのとり方を知りましょう。

菊芋サプリメントをとる時のお約束

・どのサプリメントにもいえますが、サプリメントは栄養補助食品です。これだけ飲めば食事をしなくても大丈夫というものではなく、バランスの取れた食事をしっかりとする事が大切です。

・菊芋サプリメントといっても様々な種類があります。安心できるものなのか成分などもチェックし、なるべく機能性表示食品を選ぶようにしましょう。

・サプリメントはお薬との相性があります。お薬を処方されている方は1度お医者さんに相談しましょう。

・菊芋サプリメントが体に良いからといって飲み過ぎには注意です。あらかじめ定められた容量を守りましょう。

・お腹の弱い方は空腹時は避けましょう。お腹がゆるくなる場合があります。

・サプリメントは冷暗所に保蔵しましょう。変質してしまうと効果がなくなります。

血糖値の上昇を抑えたい

血糖値が気になるのなら食前30分前にとることをオススメします。

食事をする時は、ご飯やパンなどの糖質をとる前にサラダや海藻を先にとった方が良い、という話は聞いたことがあるかと思います。これは食物繊維を先にとって、糖の吸収をゆるやかにしましょう、ということなのです。

菊芋の持つイヌリンは水溶性食物繊維です。菊芋サプリメントを食前にとることでイヌリンの持つ糖の吸収を抑制する働きを最大限に活かせるのです。もし、食前にとり忘れてしまった場合は食事と一緒にとってしまっても大丈夫です。忘れたからといって飲むのをやめるよりも、思い出した時点できちんととりましょう。

腸内環境を整えたい

善玉菌を増やして便秘解消をしたいのなら、乳酸菌と一緒にとることをオススメします。

私たちにはイヌリンを消化する酵素を持ち合わせていません。そのため、イヌリンは腸内ではじめて分解され、フラクトオリゴ糖となって善玉菌の餌となります。そのため、腸内環境の改善や便秘の予防効果があるのです。もしヨーグルトなどの生きた乳酸菌と一緒にとるなら、胃酸で乳酸菌が死滅しないように食後にとるのをオススメします。元から死んでしまっているフェカリス乳酸菌と共にとる場合は空腹時や就寝前にとることをオススメします。

菊芋サプリメントを始めると、おならが頻繁に出るようになることがあるかもしれませんが、これはイヌリンが腸内で働いている証拠です。あまりにも症状がキツイようならサプリメントをやめるのではなく少し減らしましょう。継続して取り入れることで改善が見込めます。

飲み合わせについて

パイナップル酵素やキウイ酵素、パパイヤ酵素など、消化を助ける酵素類や糖質の多い醸造酒やビール、日本酒などのアルコール類、ドリンク剤と共に菊芋サプリメントをとってしまうと、イヌリンの働きが弱まってしまいますので、サプリメントをとる時は時間を空けましょう。

コーヒーやお茶などは一緒にとっても大丈夫です。粉末タイプのものを取り入れる場合は溶かして飲んでも問題ありません。菊芋サプリメント中の鉄分まできちんと取りたい場合は水や湯冷ましでとることをオススメします。

菊芋サプリメントを正しく取り入れて健康な体を目指しましょう。