体のあらゆる部分に存在するツボ。ツボはその1つ1つが臓器や器官に繋がっており、臓器の調子が悪いとそのツボを押すと痛みを感じます。これはツボに溜まった老廃物などが結晶化し、細胞を圧迫するからと言われています。
ツボ押しには即効性は無いものの、続けていく事で結晶が消え、そこに繋がる臓器の調子も良くなるのです。
そこで、菊芋と一緒に試したいのが血糖値やダイエットに関係するツボです。
え?血糖値に関するツボなんて存在するの?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、血糖値やダイエットに関係するツボは案外たくさん存在します。
手にあるツボ
仕事中や出先などでも手軽に出来るのが手のツボ刺激です。手のツボは、誰にも気兼ねなく仕事中や外出先でも気軽にツボを刺激することが出来ます。ハンドクリームをなどで手を保湿するついででも行えますので是非覚えておきましょう。
労宮(ろうきゅう)
リラックスを促し情緒を安定してくれるツボです。ストレスを緩和し、血圧を下げてくれます。
中衛(ちゅうえい)
血液樹循環を良くし、糖代謝を促してくれます。眠い時に押すと目が覚めます。
陽谿(ようけい)
ストレスを緩和し、胃腸の働きを高めることで、糖代謝を改善してくれます。
合谷(合谷)
手における万能のツボ。血流を上げ、免疫力を上げてくれたり、痛みを緩和してくれます。
乱れた自律神経も整えてくれます。
足裏にあるツボ
足の裏は体の縮図です。もし、全身のツボ押しを行いたい場合は足裏から行うことをオススメします。足裏から行う事で血行が改善し、その他の場所のツボ押し効果も高めてくれるからです。
足裏のツボと呼ばれるものは、リフレクソロジーで言う「反射区」の事を指します。足裏には臓器や器官が鏡のように反射投影されているという考えから、それぞれの臓器に繋がる場所を「反射区」と呼んでいます。
胃、膵臓、脾臓
インスリンの分泌を助けたり、消化力を高めることができます。
副腎、腎臓
血行を促進し、脂肪燃焼を促し、老廃物を外へ出してくれます。
湧泉(ゆうせん)
自律神経を整え、やる気が出ないときは、気持ちを上げてくれ、逆に神経が尖って眠れないと言うような時にはリラックスを促してくれます。
生命維持エネルギーが湧く場所とも言われ、気力、体力を高め、脂肪燃焼に良い影響を与えてくれます。
足裏のツボの中で最も万能なツボです。
ツボの刺激方法
ツボは指でぎゅうぎゅう押すだけでも十分ですが、足裏に関しては指を折り曲げて第二関節でグリグリと押すのも指先で押すよりも楽チンです。
ツボ押しは叫ぶほど強くしなくても大丈夫です。むしろ、そこまでやってしまうと痛みがストレスになる上、身体中に力が入ってしまい、かえって逆効果を招いてしまいます。ツボの押す力は痛気持ち良い程度に留めておきましょう。
道具に関しては、最近では100均などでも指圧専用の道具なども売っていますので、試しに使ってみても良いかもしれません。押す指に負担がかからず、力を入れること無くツボを刺激することができます。
ピンポイントを狙わずにやるのなら、指圧効果のあるスリッパやサンダルなども日常使いには最適です。
また、青竹踏みも効果的。テレビを見ながらでも足裏を総合的に刺激できますので、より血行の促進ができ大変オススメです。
スリッパも青竹踏みも、ぶつぶつが足裏に入りすぎて痛さに耐えられない!と言う方は、テニスボールやゴルフボールをゴロゴロ足裏で転がすところから始めてみましょう。
テニスボールの方が大きさがあるので、痛みが激しい方はテニスボールが良いでしょう。
足裏の刺激に慣れたら青竹踏みにも挑戦してみましょう。
今回紹介したツボは数あるツボの中のほんの一部です。血糖値に関係するツボを刺激し、菊芋との相乗効果を狙いましょう。