菊芋茶はまずい?菊芋茶のメリットとデメリット

菊芋茶

菊芋茶のメリットとデメリットをご紹介

ここ数年、メディアの影響あってか菊芋が注目を集めるようになりました。その関係で菊芋を加工した食品も以前よりずっと増えています。菊芋の製品にはサプリメントやお茶、菊芋チップスなどがあり、そのなかでもお茶やサプリメントはかなりの人気。そこで、今回は菊芋茶に絞って菊芋茶のメリットやデメリット、美味しい飲み方、入手方法などお伝えしていきます。

菊芋茶とは

まず菊芋茶はどんなものなのか確認していきましょう。菊芋茶は普通のお茶のように煎じて飲まれたり、ティーバッグに入っているものはそのままお湯を注いで飲まれます。ただ、緑茶や紅茶などと違うのは茶葉ではなく、菊芋そのものが利用されているところです。そのため、菊芋に注目している人からの支持は厚く、実感を期待して飲む人が多いと言われています。

菊芋茶は普段、あまりなじみのないお茶ですがインターネットで手軽に購入できます。価格は1ヶ月分で1000円~2000円と、よくある煎茶や紅茶と比べると若干割高ですが、そこまで高いわけではありません。ちょっと菊芋茶を飲んでみたい方でも十分にお試しできるような価格帯ではないでしょうか。

世の中にはどんどん新しいサプリメントや最新の技術を集約した商品が販売されていますが、お茶として楽しむ文化はまだまだ人気です。そして、菊芋茶のように昔からあった食材が再注目されることもあり、これからもお茶は注目されるでしょう。

菊芋茶はどうやって手に入れる?

先ほども書いたように菊芋茶はインターネットで手軽に購入することができます。価格帯としては1000円から2000円の商品が多い印象ですが、なかには1袋20パック入りで4000円以上する商品も見つかりました。高い商品の方がもしかすると品質がいいのかもしれませんが、経済的に続けられないと意味がないので、自分の予算に合った菊芋茶を選ぶように心がけるとよさそうです。

なお、菊芋茶はスーパーで販売されていることはほとんどなく、菊芋の産地近くにあるスーパーでもあまり見かけません。なので、もし菊芋茶を飲みたいと思っている人はスーパーを回って探すのではなく、インターネットで購入した方が確実です。ネットなら2日~3日程度で届くので楽ですしね。

ちなみに菊芋茶は自分で作ることもできます。次に菊芋茶の作り方を簡単にご紹介するので、ご興味がおありであればご覧ください。

 

菊芋茶の作り方

用意するもの

  • 菊芋(量はお好みで)
  • ザルまたはネットのようなもの
  • 包丁
  • フライパン

まず菊芋を洗います。お茶にした時に泥の食感や臭いが残るとよくないので、しっかりと泥を落としましょう。もし菊芋の匂いが気になるなら皮をむいておくことをおすすめします。次に菊芋を薄くスライス。分厚いと乾燥させづらいので、なるべく薄めに切ってください。

用意したザルやネットなどに菊芋を載せて天日干しにします。天気に問題がなければ3日もあると乾燥するはずです。

天日干しが終わったら今度は菊芋をフライパンで炒りましょう。なお炒る際には油をしかないでください。炒って香ばしい香りがしてきて、しっかりと菊芋の水分が飛んだらあとはお湯に入れるだけです。

お好みに応じた量の乾燥させた菊芋をお湯に入れて、5分程度は浸けておきましょう。もっと濃い方がお好みの場合、10分程度時間をかけても構いません。あとは美味しく飲むだけです!

菊芋茶の飲み方

菊芋茶は通常のお茶のようにお飲みいただけますが、自分でアレンジを加えるのも楽しく飲むための大事なポイントです。

例えば季節に応じてホットやアイスで楽しむのも一つの手。夏は冷たくしてさっぱりと、冬はホットにしたり、生姜をプラスしてみるのもおすすめです。また、牛乳や豆乳を加えてラテ風にするとまろやかな口当たりになります。

基本的には好みのアレンジをしていただけますが、菊芋茶の場合は2点注意すべきポイントがあるので覚えておいてください。

まず1つ目がお酢を混ぜて加熱しないこと。あまりお酢を入れる方はいないかと思いますが、酸味の強いもの(酸性の食材)を混ぜて熱を加えると菊芋に含まれるイヌリンが変性してしまいます。そのため、イヌリンを摂りたいと思って菊芋茶を飲んでいる方はご注意ください。

2つ目がアレンジするときに砂糖はあまり加えないこと。ただ菊芋茶の味が好きで飲んでいるという方は砂糖やはちみつなど甘みは好きなだけ加えても構いません。しかし、糖質の量を気にしている方はなるべく甘みは加えないで飲むようにしましょう。そうでないとせっかくの菊芋パワーが無駄になってしまいます。

 

菊芋茶のメリット

菊芋茶にはいくつもメリットがあります。菊芋茶に関する口コミや評判を見てみると圧倒的に多かったのは「手軽だ」という声でした。菊芋茶は自分で作ると手間がかかりますが、ティーバッグに入りのタイプを選べばとても簡単に飲むことができます。そのため、毎日苦労せずに続けられ、長期的な生活習慣の見直しに役立つのです。

また、お茶は乾燥されているため長期間の保存が可能なところも大きなメリットのひとつ。生の菊芋は1週間程度で劣化してしまう一方、お茶なら湿気を避けていれば長い期間楽しめます。つまり菊芋茶は、生活のなかに菊芋を採り入れたいという方にはとても重宝される食材なのです。

それ以外にも、菊芋茶はノンカフェインなので夜遅くに飲んでも眠りにつきにくいことがなく、妊婦さんでも飲めます。菊芋茶は便利なだけでなく老若男女問わず幅広い年代の人が飲めるところがうれしいポイントです。

 

菊芋茶のデメリット

逆に菊芋茶最大のデメリットは味の好みが分かれるところです。サプリメントならそこまで直接的に菊芋の味を感じることはありません。しかし、お茶になるとどうしても味が気になるもの。菊芋特有の香りや少し土っぽいところが受け入れられないという方は一定数いらっしゃいます。そんな人は無理をして菊芋茶を飲むよりも、生の菊芋をうまく調理して食べたり、サプリメントを利用した方がよいでしょう。

また、菊芋に含まれるイヌリンを摂りたいと思って菊芋茶を飲む方が多いものです。イヌリンは水溶性食物繊維であるため、水に溶けるためそれを期待しているのでしょう。しかし、いくら水溶性食物繊維だからといって、そのまま菊芋を食べるのと同じくらいの繊維を摂れるかと言われればそれは疑問が残ります。確かに多少は菊芋茶でイヌリンが摂れるのかもしれませんが、過度な期待は持たない方がよいでしょう。

もし菊芋のイヌリンを摂りたいと思えばお茶よりもサプリメントの方が効率がいいので、こちらも検討してみてはいかがでしょうか。