ヨガに陰ヨガ、ハタヨガ、など沢山の流派があります。今回ご紹介するのはアメリカで生まれた最新のヨガ、ボウスプリングヨガです。体のカーブを大切にし、年齢問わず行えるヨガです。動きやポーズ自体はとても地味だけれど、実は地味でゆっくりな動きの方が体にはとっても効果があるんです。
ボウスプリングヨガの効果
ボウスプリングヨガは、本来人間が持っている体のカーブ「しなる弓形」(BOWSPRING)に調整し整えてくれます。パソコンやスマートフォンなど覗きこむことが増えた現代人にはとても有効なヨガとなります。
体の歪みだけではなく、あらゆる不調やホルモンバランスや精神にもいい影響を及ぼしてくれるのがボウスプリングヨガなのです。
本来あるべき姿に戻してくれる
本来人間の姿勢というものは、緩やかなS字カーブを描くのが正しいのですが、日々の生活の中で座り続けたりたち続けたりと同じ姿勢をとることでおかしな癖がついてしまいます。スマホの見過ぎに代表される、ストレートネックや猫背や反り腰など正しい姿勢を取れていない方が殆どではないでしょうか?
ボウスプリングヨガのポーズには全て「しなる弓形」含まれているため、体を本来の姿に戻してくれます。
ボウスプリングヨガはダイエットに最適
ボウスプリングヨガは通常のヨガとも動きが異なり、普段使わない背面の筋肉を使います。少し動いただけでも、いわゆるポピュラーなヨガよりも汗が出やすく、運動をした気持ちが通常のヨガよりも大きいかもしれません。
また、運動を敬遠しがちな生理中や妊娠中にも行えます。特に生理痛で辛いという方にはとても有効なヨガとなります。
ボウスプリング
生活の中で、体のくぼみを意識したことはありますか?まずは体のあらゆる関節、カーブを意識して立ってみましょう。慣れないうちは、え?!これでいいの?正しいの?立ってるだけなのに思ったよりキツイ!と思われるかもしれません。逆にこの立ち方をするだけで、汗が噴き出してくる!なんて方もいるかと思います。基本の立ち方になりますので、頑張ってマスターしましょう。
シードハンドの作り方
あまり意識したことはないかもしれませんが、手の平も実はくぼみです。きちんとした形で握れるとそれだけでも二の腕の引き締め効果があります。シードハンドはボウスプリングの基本の握り方です。力を入れないように握りましょう。
アース
そけい部を引くボウスプリングのポーズは、やっていると少しスクワットに似ているのかな?なんて思ったりします。通常のヨガよりも奇怪なポーズではないにしろ、腕を上げ下げするだけでも相当しんどいなと感じるかもしれません。
どんなに運動をしても汗が出ないと感じる方は、外側の筋肉しか使えていないから。汗が出てくるのはインナーマッスルに効いている証拠です。
出来れば鏡の前で行いましょう
同じポーズを続けるのは、実は結構難しく、気づけば腰が上がっていたりします。出来れば姿見などの大きな鏡の前で行うことをお勧めします。
ボウスプリングを続けると、姿勢が整うことで美肌効果でたり、腰痛、肩こりもいつの間にか楽になっていたなんてことも。また脂肪の燃焼を助けるために菊芋サプリも忘れずに摂りましょう。